歳末柴燈護摩供

歳末柴燈護摩供(毎年12月30日厳修)

積み重ねられる薪は我々の煩悩(願い)であり、燃え盛る炎は仏の智慧と捉えます。真言密教の妙法、煩悩即菩提の象徴です。
この煩悩(願い)を智慧に変換するように考えます。

歳末柴燈護摩供は、新しい年を迎える前の「心身の大掃除」を趣意としています。
皆様のその年一年の昇華できなかった思いや、不要な心の垢をお不動さまの智慧の炎に焼き尽くして、心身共に清浄になることを祈るためです。
新しい年に向けて心機一転、心に力を授かるご利益があります。
また、柴燈護摩供後には、「古い御札やお守りのお焚き上げ」を予定しております。

お焚き上げについてのお願い

お焚き上げご希望の古い札守は、可燃物(木・紙)のみ受付致します。
お持ちの札守にビニルカバーやその他不燃物がある場合は必ず取り外してからお出しください。自然環境保全のためにご協力お願い申し上げます。
※札守は授かった寺社にお礼参りをして納めるのが本義です。
ご加護頂いたことに感謝し、礼を尽くす大切な行為であります。
他の寺社の古札守もお受けしますが、上述の如くできる限り本義を重んじお努め下さい。

大聖不動明王

大聖不動明王

魔や煩悩を断ち切り、救いへと導く仏尊

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